2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 「うたかた」 音速ライン

試聴買いしておいたもの。 元気を出したい朝の、若くてバンドで男の子、な声が聞きたいときというのがあるのだよねー。というときに。 私の「」のなかでは、アジカンやレミオロメンや真空メロウとグループにくくられる音です。ギターのスピードと、ちょっと…

 「亡国のイージス」 福井晴敏 S

おーもしろかった! めちゃめちゃおもしろかった。最初の100Pぐらいは、どのあたりに心を置いて読めばいいのか、誰がいいひとで誰が悪い人で、誰についていっていいのかわからなくて戸惑ったのですが。文字通り「船が動き出してから」はずーーーーーっと…

 「もうおうちへかえりましょう」 穂村弘 A

今すんでる町では発見できず都心にて捕獲。 「世界音痴」二冊目、みたいな一冊。かなりごく最近に書いた文章まで掲載されてて驚いた。すごく心ふるわせられた吉野朔実「恋愛的瞬間」のあとがきが掲載されててうれしいようなちょっと悔しいような。あのあとが…

 「period」1巻 吉野朔実

「彼が殴るの」ならぬ「パパが殴るの」みたいな話……と聞いていたのでちょっと読むのが嫌だな〜と思いつつ(ドメスティックバイオレンスは苦手だ)吉野さんの魅力には抗えずに購入。 む、難しい。 エキセントリクスより難しい。 キーワードは「移動」?「伝染…

 「キャシャーン サウンドトラック」

聞いたら深く沈みそうで、以前なら意識して避けそうだなーという雰囲気が漂ってるんだけど、逆に沈むなら沈んでみるか〜みたいな感じで購入。 DISC2が想像以上に好きだった。かすかにのこった映像の記憶と、リンクします。

 「妄想代理人サウンドトラック」

目の覚め間際、頭のなかで「マロミのテーマ」が流れていたので。(………) そして一番聞いているのもこの「White Hill」。なんでこんなにこの音楽が好きなのだろう〜。「夢の島思念公園」のほうがあんまり聞かないという。あの悪趣味なオープニングの画がない…

 「river」 C

うーん、後味が良くない〜。 「どーでしょー」チームのお兄さんがたが作った映画。ロッカーズとどっちみにいくかまよって、結局ロッカーズ見てよかったなー……なんて。(同じ池袋で上映していたもので)なんとなーく想像どおりの映画でした。 別に「どーでし…

 「メルティランサー」

………や、なんだかデカレンジャーみてたらやりたくなっちゃって。宇宙刑事もの、昔すごく好きだったよなーなんて思い出したりしつつ。 しかし、「部下の状態をみながら仕事を適正にあわせてふり、評価を得る」ってあまりに現在の自分とシンクロしてちょっとな…

 「石の中の蜘蛛」 浅暮三文 B-

これで賞をとったグレさんの作品。五感シリーズの三つ目?「聴覚」を扱ったもの。 なるほど、これで評価されるというのはわかるなあ、と思った。夏の、暑さだるさからだの重たさ、は「照柿」にならぶうっとおしさ。よんででちょっと船酔いみたいになりそうで…

 最近のはまりもの→「マロミ」

……アニメ『妄想代理人』のなかに出てくるキャラクター。 あのたった数十秒の動きにやられてしまいましたー。一種のパロディであり揶揄であったとしても。あの動きをみた瞬間の自分の衝動は、萌、以外の何者でもないってのが嫌だった……。 『妄想代理人』自体…

 「亡国のイージス」

まだ上巻200Pめぐらい 軍隊的なものに興味はない(嫌いというより興味がない)はずなのに、結構読んでしまうと嫌いじゃなかったりする「小説」は多いなあと思うが、そういう捕らえ方でいいのかねとも思う。浅田次郎しかり古処誠二しかり。でもこの三人は…

 「硝子のハンマー」 貴志祐介 C

四年半、待ってたのに。 えー、なのに、これだけー? というのが率直な感想。なんだろう、文章もトリックも章立てもキャラクターも、全部水準をクリアしてるけど、面白くなかったんだよう。 ただ、あの章の切り替わりだけはちょっとどきどきしました。 しか…

 「キャシャーン」 B

極彩色の悪夢。 なぜだか、樋口可南子との相性が悪いのです。最近彼女の出てる映画を見て、彼女が邪魔に感じないことが少ない。そして、あの母性の描き方は嫌いだー、なのだった。で、作品自体は。 よくもまあ、あんだけ突っ走ったものだわー、えらいなあ。…

 「木曜組曲」 B+

この原作は恩田陸のなかでもかなり好き。 再現度が高く、役者がはまっていて、かつ、おいしそうなの!という評価を聞いていたので、いつかみたいなーと思っていたもの。 以下ネタばれ感想。 あのラストは小説版と違いますよね?いいんだろうかあんな場面を改…

 「ドライブインカリフォルニア」 大人計画 B

身体も精神も地を這っていて、どよーんとしながらはるばる下北沢まで。待ち合わせについたとたん「このまま帰そうかと思った」とか言われるような状態、でも面白くみることができる舞台でした。 そう、面白かった。ずがーんでもどかーんでもなくて、さらさら…