「キャシャーン」 B


極彩色の悪夢。


なぜだか、樋口可南子との相性が悪いのです。最近彼女の出てる映画を見て、彼女が邪魔に感じないことが少ない。そして、あの母性の描き方は嫌いだー、なのだった。

で、作品自体は。
よくもまあ、あんだけ突っ走ったものだわー、えらいなあ。と思う感じ。だってあれだけ突っ走って主張すれば、否定するひとがいることは想像できたろうに回避しなかったんだろうからなあ。
(それが賢いか愚かか、あるいは自覚か無自覚かはおいておくとしても)
妥協とか、他人の意見とか、一般的にはとか、創作物は結局主観が命だから。賛同するとか共感するとかはそっちのけでそんなことを思った。


すごくがらがらの地元映画館で見たのだけれど、及川氏がでてきたときに受けてた男子学生たちがかわいかったです。
んで、サグレーがかわいかったなー。どうしよう天使の牙見たくなっちゃったら。
一番好きな場面は「あのコマ割りはなんなんだ!見にくい!」といわれまくってる彼女との戦闘場面だったりして。
あと、ブライが旗をむしりとる場面、の二つ。