「ドライブインカリフォルニア」 大人計画 B


身体も精神も地を這っていて、どよーんとしながらはるばる下北沢まで。待ち合わせについたとたん「このまま帰そうかと思った」とか言われるような状態、でも面白くみることができる舞台でした。
そう、面白かった。ずがーんでもどかーんでもなくて、さらさらと面白かった。
一番笑ったのは中村トオルがらみ。「格好よい」という記号にちゃんとあてはまり、舞台の上で見るとあんなに格好よいんだねー。足長いねー。
片桐はいりは相変わらずものすごい。
田口トモロヲの役をかつてやった手塚とおるとの最後の場面を見たかった。(変な感想)でもきっと、すごい感動したと思うんだよねー。田口氏は田口氏で素敵なのですが。
で、荒川良々の役を、かつて演じた松尾スズキを想像したらぴったり想像できておかしかった。時間の波が〜のあたり。あと、小池栄子をたぶらかす姿も想像できるのだった。荒川氏は相変わらず変な存在感ですごいんだけど、あれにだまされる女学生は微妙にわからない(笑)
小池栄子は、目薬を使わない、という選択肢もありなのかな?とそれが知りたくて。でもあの「がんばるぜ!」と「いつかは涙を!」というのは現在の彼女の本質な気がして、ちょっとどきどきした。


今回一番ヒットしたキャラは村杉さんだった。主人公&おじーちゃんの場面が一番好き。