「アイムソーリー、ママ」 桐野夏生 B

このひとの作品はどれも面白い。そして現実に近い気がするので、恐ろしい。
ただ、前半は疾走感ばりばり、地獄に向かって一直線って感じだったのに、
なぜか最終章で、悪い夢みたいな感じでまとまってしまった。

表紙の「ヨコスカ」な森山大道氏の写真がとても好きです。