「5W1H殺人事件 解決まではあと6人」 岡嶋二人 B-

岡嶋二人祭りはまだまだ開催中。
これも「おかしな二人」を読んで、気になっていたひとつ。ご本人はあんまりよい出来だとは思ってらっしゃらないようだけど、ぐいぐいーな感じでした。
旅行の供に大変ちょうどよかったです。

章立てがのサブタイトルが、「who」とか「why」とかなの、なぞそのものを探しながらすすむ感じなのです。
そしてそれを探すのが、いわゆる「主人公」とか「犯人」とか「警察」とかじゃなくて、巻き込まれた事件のそばの一般人でもなくて、(それぞれそーいうひとも出てきますが)事件に対しての「傍観者」=興信所の人々、ってのが面白い。
特に、カセットテープのくだりが大変に好きでした。