「零の箱式」 A+

ラーメンズ、素敵だなあとは思いつつちゃんと見たことがなく。
すばらしいですね・・頭に隙間のないときに見たら、ぜんぜん面白さを受け止められ無そうだけど、
お休みのまんなかでみたら大変すばらしかったです。
初期のコントをまとめてるらしい一作。はずれなし、という各所の講評はそのとおりだと思います。
舞台とかを見たい気持ちが高まってるときに、またいろいろDVDを入手して見ようー、と思いました。

「現代片桐概論」
北島マヤばりの「教材用片桐」な片桐さんもすばらしいし、小林さんの喋り口、いかにも教授っぽい講義っぽい動きと、専門用語「っぽい」けど違う、とわかることばの使い方にぐぐぐぐっときました。
わしづかみー。

「文庫本」
他の演者さんも加わる作品。起承転結として面白かったです。真犯人は、ゾフィー

「タカシと父さん」
動きがヘンってすばらしい・・・。小林さんがマジ笑いしそうになっているっぽい表情にくらくらしました。どこまでアドリブなんでしょう。でもこんなん間近でみたら、「見えないふり」するのもものすごい演技力な気がします。結局父さんって何。ってとこもオカルトっぽくて好み。

「釣りの朝」
なんか、よくわかんないけど萌えました。ときめき。

「かわいそうなピンクの子犬コロチンの物語」
母さんパートで読み手の小林さんが「うるる」となるのが面白かった。拡声器がすばらしい。

「片桐教習所」
ここにいたるにすっかりこの二人のとりこ。「タカシと父さん」を見て、とんでとんでとんでこれ、っていうVTRの構成も素敵。「ひねり」に大笑いしました。

日本語学校 フランス編」
なるほど、これが有名な・・という。チバシガサガは、まだフラッシュでしかみたことがないんですよねー。
ことばと音の結びつきすごく好きな題材です。シニフィアンシニフィエ!なんと言語学的なコント。

「小さな会社」
ほのぼのー。ラストにも泣けます。


いまさらだけどいまさらながら、よいものはよいですねー。