2004-07-28 ■ book 「黄昏の百合の骨」 恩田陸 B 題名が連想させる「精神的にゴシックな」雰囲気の漂う作品。麦の海〜のシリーズ。 思ったより面白く読んだのだけれど、私は要するにこのキャラクターたちがあまり好きではないらしい……(気づくのが遅い!) 彼女の描く「特別なひとたち」がどうも苦手なのだ。闇の側の人々、みたいな概念はものすごく好きなんだけど。