黄昏百合の骨」 恩田陸 B


題名が連想させる「精神的にゴシックな」雰囲気の漂う作品。麦の海〜のシリーズ。
思ったより面白く読んだのだけれど、私は要するにこのキャラクターたちがあまり好きではないらしい……(気づくのが遅い!)
彼女の描く「特別なひとたち」がどうも苦手なのだ。闇の側の人々、みたいな概念はものすごく好きなんだけど。