「Nのために」 湊かなえ B-

Nのために (双葉文庫)

Nのために (双葉文庫)

ドラマ化もされた作品。この人の作品もリーダビリティ高いなー、と読んでいたんだけど、全体的に悪趣味だわー、いわゆるイヤミスってやつか?なので、読後感は良い方がよい!派の自分にはちょっと……だったのである。
この作品はその中ではまあまあさわやかなのでは。主人公っぽい女の子は不幸なのか?でも「自業自得じゃーん」って思える人が一番不幸なので許せるのか。
のぞみ”ちゃん”のお母さんの造形に既視感があり、一生懸命思い出したけど思い出せません。この作品は未読なはずだけど読んでいたっけ、と思うほどに。多分未読なんだけどな・・・。そしてこのお母さん的な人は一番イラっときますね。