「南極料理人」 Ｂ

南極料理人 [DVD]

「おいしいものたべると元気が出るでしょ？」

堺雅人氏のファンと、親父好きの人には間違いの無い一作。隔離された南極で働きつつほのぼのほのぼのな皆さんは、ほんとうにかわいい。
いろんな感想でも見たけど、西村さん：堺さんがおかーさん、生瀬さん：モトさんがおとーさん、きたろうさん：隊長がおじーちゃん。
お医者さんがなかなかに不敵で無敵な造詣ですばらしかった。不良お医者さん〜。

「かもめ食堂」のフードスタイリストさんが絡んでいるだけあり、ご飯の場面（特に作っている最中・つくりたて）は大変おいしそう。
おにぎりと豚汁が破壊的だった・・破壊的・・・。

主人公さんの娘さんのかわいくない加減が非常にすごかった。あまりにあまりすぎて本当にかわいくない。なのに、電話の場面はとてもかわいい。あと、歯が落ちていった穴からきこえる「おとーさーん」は劇場で聞いたらどんな気持ちになるかちょっと怖い感じ。

阿部義晴氏が音楽やっているとはエンドロールまで知らず。最後に聞こえるユニコーンの曲も素敵でした。阿部氏の音楽、とても良いです。テーマ曲とかとても良かったです。

映画化になることを知らずに文庫版も読んでましたが、文庫版ななんというか・・荒々しかった記憶があります。なぜか北杜夫氏のどくとるマンボウを思い出したんだよなー。お医者さんのイメージからかしら。

＜脳内リンク＞
→「花と奥たん」
　漫画ですが。微妙に世紀末感入ってますが。
　「甘いもん食べると、元気がでるべ」ですよな。