「ケインとアベル」 上下巻 ジェフリー・アーチャー A+

ケインとアベル (上) (新潮文庫)

ケインとアベル (上) (新潮文庫)

名作を読んでみようシリーズその2。
面白かった!
どんでんがえしの続くこと続くこと。
できれば裏表紙の紹介も、あらすじも知らずに読んでいただきたい。
読んでしまうとややもったいない・・んじゃないかな、と思いました。
大河ドラマ的なものを読みたい人、
どちらかというと勧善懲悪のお話が好きな人(善悪の話ではないんだけど、すっきり感があります)
にお薦めかと。

ケインとアベルとどっちがすきかでいうとー、
アベルのたたき上げ感は素敵で前半アベル優勢でしたが、
最後の一番おいしいところをもっていったのは・・・かな。

久々に「長くて面白い物語」を読みました。
さて「ロマノフスキ家の娘」が続編にあたるようなので、ぜひ読もうと思います。