「21」 小路幸也 C

僕らは21世紀に21才になる21人の仲間。
そのうちのひとりが死んだ。

21・21・21という繰り返しが何だか気持ち悪く。嫉妬のひとつとは思うけど、途中から透けてみえた「彼の死んだ理由」も気持ち悪く。駄目。嫌。でも最後まで読んだよ。
学校が逗子の設定だけどそれはなんだかちぐはぐ。
あとこの作家さんの作品には同性愛者が多い。

<脳内リンク>
小路幸也のこの作品が好きなひとなら。
・学生時代につるんでた仲間が死んだところから始まる物語
→「モーニング」小路幸也
・一日おきに小学生時代に戻る中年男性二人組・同級生。
 過去を変えるか、変えたらどうなるのか。
→「カレンダーボーイ」小路幸也