「ライン」 乃南アサ B-

本屋で衝動買い。乃南アサの作品は大分前に読んで、ぜんぜん共感できず、それ以降読んでいなかった。
(多分6月19日の花嫁。内容は覚えていないんだけれども)
結構最後まで引っ張られたので、他の作品も読んでみようと思う。
パソコン通信」時代のお話。チャットとかネットオカマとか非常〜に懐かしい題材。まだニート、という言葉のない時代。
原題は「パソコン通信殺人事件」といったらしいが、それはさすがにちょっと。
若者らしいうっとおしさがあっても、最後まで面白く読んだので。

<脳内リンク>
・なぜか全体的に桐野夏生を思い出しました。桐野さんより年上の女性、な雰囲気は強いですが。
→「リアルワールド」桐野夏生
・電脳での殺人事件っていったらこれ。個人的には栗本薫の作品を普通に面白く読んだ最後の作品。
→「仮面舞踏会」栗本薫