さすが受賞作、今でもよく店頭でみかけます、な一作。これはずいぶん昔に読んだことがあったのだけれど、「おかしな二人」読書以来、ときどきいろいろ読みたくなり、一番入手しやすかったので。
で、読み直し。「おかしな二人」効果のせいか、各所が面白かった。一度読んでいた作品の、舞台裏を覗き見て、もう一度作品そのものを読む、というのは、楽しいんだなーと思いました。
主人公のややうじうじ性格はちょっと嫌いですが、親友さんが型破りでかわいらしかったです。
ネタバレ伏字。雇用主夫婦が怪しかったのは覚えていたのですが、親友さんって怪しかったっけ？とすっかり忘れており、ちょっとどきどきできたのがよかったです。
