「ひぐらしのなく頃に」 鬼隠し編

ものすごくいまさらながら手を出してみた。鬼隠し編だけは無料でお試しできるのです。
(体験版のダウンロードは公式のこちらから。)
一度やってみていたんですが、あまりに何も起こらない序盤に、なんとなく途中になっていたもの。
熱も引いたしー、と途中から手をつけてみたら、はまることはまること。ほんと面白い。
癖のあるイラストに、ええー?と思ったけど、ほんといわれてるように「やってるうちにこのイラストじゃなきゃ!という気持ちになる」ですよ。
ところどころネタバレ知っていても(鬼隠し編の最後とか)十分に面白かった。
祭りの場面まで到達できれば、そこからは寝る間も惜しんで読みたくなる物語だわー。
ああ本編がやりたくてやりたくてしかたありません。明日入手できるでしょうか。
PS2のもやってみたいけど、オリジナルのがほしいんだよー。
以下ネタバレ感想。(はいものすごくいまさらですが、いまさらだからこそ手を出してみてほしい作品です)
アニメ化されてから、ネタとしてひぐらしネタを見ることも多くて、アニメ鬼隠し編の冒頭と終末はダイジェストで見てしまっていたんですね。圭一がバットぶんぶんしてるとこも、レナと魅ぃちゃんが押さえつけて注射器うふふふなとこも。でもでも、お祭りの後からの「仲間」の豹変ぶりは、本当に読んでいて怖かった。怖くてすごかった。「嘘だ!」はすばらしいですね。これを見たいがためにアニメも見てしまいたいと思いました。(さすがに、この場面を見てしまっているとさすがに魅力半減かな?と思わなくもありません)
サウンドノベルである」「オリジナル版は、問題編が4編に回答編が4編」「選択肢などは一切ない」「18禁ではない」
あたりの理解をした上で、興味のある人はぜひぜひ、な作品です。
もっとディープにゲームが好きな人向けのものなのかな、と思っていて、手を出さなかったんだけど、サウンドノベルとか、ホラー小説とか大好きなライトゲーマーでも全然大丈夫でした。
続きがやりたくで(でもまだ外に買いに出られなくて)ついついいろんなサイトを巡ってしまい、ついついいろんなネタバレを見てしまい、ぐぉぉぉとのたうっています。なるべくネタバレしらないまま読んだほうが絶対楽しいよなあ。
とにかく、ほんとに怖いホラーがすきなひとは、読むべきだなあと思いました。ああ続きが読みたい〜読みたい〜。

なんていいながら、昔はホラーものがだいっ嫌いだったことを思い出したり。もう怖くて眠れなかったもんね、一瞬見ただけでも。今では好き小説にホラー傾向のものが含まれる。恐怖って、どこか気持ち良い感覚があって(ヤバいです)、あとあのことばを思い出す。黒沢清監督の、「恐怖は共感できるものだから」って奴。