「日本沈没」 B


なぜだか見にいってしまった。初日に映画を見るなんて久しぶり。待ち望んでいたわけではなく(なぜか言い訳がましい)非常に近くでレイトショーをやっていたのです。ラッキーなことに。

面白かったです。すごい、ダイジェストだった感じはしたし。
いろいろ腑に落ちない点や、パニック映画だなあと思う点はありましたが。
そして、ずいぶん以前に、オンタイムで映画&小説を知っていた母に、ネタバレをされていたので、半分どきどきが削がれはしましたが……でもちょっと変化していたようだし、チキンな自分にはそれぐらいでちょうど良いのかも。

で、今回の目当ては柴咲コウと、豊川悦司でした。柴崎コウは「メゾン・ド・ヒミコ」がかわいくてかわいくて、その時と同じオーラをなんとなく感じたので。豊川さんはなんだかんだいってずっと好きだし。
そのお目当ては十二分に果たされましたー。
柴咲コウ、かわいい!自分をちっともかわいいと思っていないときの立ち居振る舞いが、すごくいいと思うんです。ハイパーレスキューな姿にも非常にときめきました。(纏にーちゃんを思い出しました)
で、で、豊川さんはものすごく素敵!シルエットから目の表情から、画面に映るたび凝視するほど、豊川さん格好よいと思ったのは久しぶりです。時に、最初研究所でデータをはじいているときの熱中して煙草を灰にする姿とか、暴れてる姿とか、船の上のシルエットとか。監督さん、私と萌えツボが似ている!目のなかの表情も、「怒り」「驚き」「焦り」「怒り」「皮肉」「悲しみ」「苛立ち」とか、感情が堰を切っている、という表情にさらに奥行きがあった気がします。惚れた弱みかもしれませんがー。
意外なことに、はじめてときめいたのが大地真央。今まで、あまりこの方を見る機会がなかったのだな。役柄のステキさも加わってだとは思いますが、ものすごくステキだった。映画的な、あまり乱れない服装の美しさを、彼女にほれ込んだ補佐役とかが必死に支えてたりしたらときめくわー、とか頭のどっかで考えていました。というか、支えさせてほしい!と思うタイプの素敵さでした。格好よかったー。豊川さんの学者さんとのコンビも素敵でした。
あとあと、いつでも素敵な悪役が出来る國村さん、素敵な憎まれ役っぷりでしたよー。


ということで。細かい検証をしようと思うと、んー?という部分はきっとたくさんあるんだろうなー。と思いつつ。出ている俳優さんが中心にいる方は見にいっても良いのではと思いました。
カメオ出演な人々は多すぎて、半分もわかりませんでした。