「ワイルド・ソウル」 上下巻 垣根涼介 B+


普段自分が読まないタイプの小説。でもすごく面白かった。
メインの主人公「ケイ」は北村一輝!「ノブ」は沢村一樹で、想像していました。しかし「貴子ちゃん」はだれだろう?
過去の外務省の施策に思いっきりダメ出しする小説なので、映画化とかは難しいのかもしれないけど。
一息に2冊読めました。
「どうしてそうなる」みたいな、ちょっと意外な動きが「国と、風土の違い。」そのものであるような気がしました。随所にある裏切られ感が、面白く、ちょっと爽快でした。