第20話


「絶対っていうことはないんだよ、何事も」


ケーイーンー!
という回でした。前回グローザ姐さんに誘惑されてる場面と予告から、裏切るのかとめちゃためちゃ心配してみていたので、完全に惚れ直したです。苦悩モードのケインの暗い表情も、撃てなくてぶるぶる震えてるところも、選んだ結果も。「母ちゃんごめん」っていう言葉も。トビーくんの泣き顔には、思いっきり悪い結末を想像しちゃいましたよ。わりとまっすぐ物語を展開する気がしたけど、いやいや、いい「物語」だ。ケインの母と弟妹の場面にはもらい泣き。チベット系の民族衣装は、最終回あたりケインたんも着てくれるかしらー。

シャーク隊長サイドは独立してお話が進んでいますが。過去にいた戦艦の同乗者はジャッカルさんだったんですねー。まだまだ謎めかしておく雰囲気。

そして今週のそのほか。アドさんはなんであんなにゴルドさんが好きなんでしょう。(いつもにこってするよね)
あと、今週のブレアードさんは格好よかったです。「お前に人の気持ちなんかわかるか」という台詞は、たっくんを馬鹿にしているようでもあるけど、とっても愛に溢れたことばですねー。たっくんこのままだと同じレベルだったはずのブレアードに追い越されるぞ!
サイクリードブレアード大好きっぷりもいつものことながら癒されます。

そして落ち込むたっくんには我が愛する映画監督の言葉を捧げよう。「他人の気持ちなんて、わかるわけがない」んで、爺ちゃんの言葉ですね。「わかろうとする気持ちが大事なんじゃないのか」
大泣きするたっくんに覚えた愛しげな気持ちは……えーと、「ほだされる」ってのに近い気がします。正義のヒーローらしからぬ。だからかわいいー。