「NIN×NIN忍者ハットリくんTHE MOVIE」 C-

小学生向け……なんでしょうかね?

藤子不二雄キャラクタでは一番ハットリくんが好きだった記憶があります。今思うと丁寧な言葉遣いとかちっこいのにすばやく忍者だったりとかおにーちゃんだったりするところがツボだったのだろうなと思います。
この映画は予告編がとにかく面白かった。クライマックスの「父上様 父上様 父上様 掟より大切なもの 見つけたでござる!」の台詞とともにうつる、香取慎吾のくるくるほっぺが何より笑えたんですね。
その笑わされっぷりに劇場に見に行こうかなと思いつつも見そびれたものを、正月に放映されていたので見たのでした。


そんなに悪くないけど、違うなあというのが一番の印象。香取慎吾ハットリくんだと、印象よりでかいんだよね。あとおっきい。(年齢的に)本体のハットリくんのちっこさが好きだったからそう思うのでしょうか。あと、主君なケンイチくん、あれがツンデレって奴ですか?

で。物語自体は「ふーん」だったのですが、小学校教師に身をやつす(とかいうと本人にしかられそうな)ケムマキとのライバル関係がステキでした。ライバルな意識があったので「悪者!?」って思って見始めるから、余計に良い。最後の屋根に座ってる姿がいっちゃん格好よかったです。


ということで、やっぱりライバルはいいですねー。
つっこみどころ満載な映画ですが、その一点で締めておきたいと思います。