「僕とおじさんの朝ごはん」桂望美 A

僕とおじさんの朝ごはん

僕とおじさんの朝ごはん

料理本としてもおいしい一冊。どういう方向に話が進むんだろうと思いながら読んだ。これは「かもめ食堂」みたいな感じで映画化されたら泣いてしまいそうだ。おじさんを誰にやってもらうか眠れない夜に考えるのにちょうどよいかんじ。

なぜか文体が、坂木司と混じって記憶されていて、あれ自分は今誰の本を読んでいるんだっけ、ってなった。そちらが好きなひとにも勧められるかも。坂木司よりもシニカルな感じの作品が多い気はしますが。