「最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ」 椹野道流 B

シリーズ三作目。出産前後からどうも人死にのでる話とか殺伐とした話が読めないので、ちょうど良い読後感の良さ。死んでる人は出てくる(幽霊的な意味で)シリーズではありますが。
今回は主人公と、できのよい苦労人の兄のお話。ちょっとその関係性に有川浩の「シアター!」を思い出したりしますが、あれよりもさらに殺伐としてました。ごはんは人をつなぐよね。
前2作より、食べる・作る描写が増えたのは良いなーと思うのでした。
ミルクプリンうまそー、つくりたーい。