「黒と茶の幻想」 恩田陸 A

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)

ハードカバー刊行時に読んでいたものを、この機会に文庫で再読。「三月は暗き紅の淵を」のシリーズのひとつ。
アラフォーの学生時代の仲良し男女4人組が、屋久島旅行をするお話。その道中、「美しい謎」について安楽椅子探偵的に考察していき、彼らにまつわる謎も紐解かれる、というストーリー。

読んだときは「年上主人公」だったのが、追い越しているパターン。
恩田陸の登場人物は、時々「すごく魅力的」「すごく美形」っていう人が出てくる。映像化すると誰がよいかなー、って考えるのが、入眠する前にちょうど良いのです。

利枝子、彰彦、蒔生、節子、そして憂理。
節子に菅野美穂、彰彦に西島秀俊はどうだ、と思ったのだが。