「遠まわりする雛」 米澤穂信 A
古典部シリーズ。
短編集だったが、ひとつテーマはあったみたいな。
あああまずっぱい。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 148回
- この商品を含むブログ (251件) を見る
米澤さんの文章の持つ匂いが好きだなぁと思う。そういう文章はずっと読んでいたい。終わるのがもったいないと思う。
この作品は主に四人の高校生が活躍しますが、私は折木奉太郎と千反田えるの二人が好きだな。
ほーたろーの姉はなんだか気にいらん。
いわゆる人の死なない日常の謎、が中心。きれいなもの、これから成長するもの、ていねいなもの、かわいらしいもの、を読みたいかたにお薦めしたい。
「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」を読んでからが吉。