獣の奏者 1 上橋菜穂子 A

3・4巻が出ている、という新聞広告に興味をもって手を出しました。
この方の「守り人」シリーズはとても面白かったので、その点は何の心配もなく。
面白い面白い、なんというか、大きなものがたりというのは本当に面白いなあ、という気持ちになりました。10代のころにこのお話に触れるかいなか、今読むのとは絶対違うよなー。

二つの勢力にわかれた王国、象徴として飼われる大きな力を持つ神獣、その獣を育て操る人々と技術。政治的な力のなかにひとりで放り出された格好になった主人公の少女の物語です。

<脳内リンク>
・「十二国記」 小野不由美
→ とりあえずこの作品がすきなひとはすでに読んでいそうな名作を。麒麟を思い出しだしね。いたいけな少年少女が好きならとりあえず読むべし。