カウハウス 小路幸也 C+

鎌倉を舞台としたこころあたたたまる人と人とのお話。
なんだけど、甘い!甘い甘い甘いよー!!な気持ちになってしまった。
同じ筆者さんの「東京バンドワゴン」は大好きなだけに複雑な気持ち・・・。

舞台は鎌倉、どうやら極楽寺あたりをモデルとしているっぽい。点と線の奥さんの療養しているあたりですね!
長谷まで歩いていけるし江ノ電で鎌倉はすぐそこだし、藤沢もとても良い土地だしああもううらやましいわねー。な気持ちに。

アフロ髪の気の良い調律師さんが、428をプレイしていた影響で、なすび画像で再生されてしまったのはついうっかりな感じでした。あうあう。

主人公が若者だったのがいけないのかも。リア充。ってこういうことをいうのかも!みたいな気持ちに。いやいや大変な大変をのりこえてきてるんですけどね。

<脳内リンク>
→「あかね雲の夏」 福田栄一
 巻き込まれるように、とある大きなお屋敷の管理人をすることになり、そこで土地の女の子を支える役回りになる、というあたりの設定が双子のような作品です。恋人との距離がかなり違いますけど。
 個人的には「あかね雲」のほうがよりスキ。

→「東京バンドワゴン」 小路幸也
 「カウハウス」が気に入った方ならぜひ。この人の一番の作品はいまでもこちらです。