「水の肌」 松本清張 C

短編集。なんかこう、ぬめっとした欲とか損得とか自分のものとかそういう感じがどろどろと・・・。
相変わらずタイトルのつけかたは秀逸。
愛してるからというより執着とかそういう感じでほしいほしくないあげたくないとられたくない、みたいな感情が根底にあるのがちょっと辛い感じなのでありました。
あと「小説三億円事件」が入ってて面白かったです。清張先生の地の文にホモホモ出てくるのがなんか違和感。当時の語彙ではそうなんでしょうなあ。