「殺してしまえば判らない」射逆裕二 C-

この人の作品は初めて読みました。
うむむ・・なるほど・・うむむ。という感じ。私には文章が少々読みにくかったのですが、ラスト1/10くらいのところはどんでんどんでん(返すよー、となんか予告されているどんでんではあったけど)返していたのでその辺はなんかミステリ読んだなー、という感触にはなりました。
しかし登場人物の顔が想像できないし「この場所はいったいどのあたり?」がよくわからないし、(実際の地名がどうこうではなく)、なんだかもやがかかったような風景だったなあ。そして読後感も、よくないなあ。いろいろと最低な部分が三箇所ほど。いろいろと最低な登場人物が、1,2,3、4人くらい・・?全体的に、人って怖い。