「カラスの親指」 道尾秀介 A-

コン・ゲーム。詐欺のお話。
切なくて中年男だけど青春で家族で、なお話でした。読後感は良いけれど、あと少しラストの開き方が違ったらもっとすごかったかも。
切なく怖い道尾さんではありません、さわやか切ない道尾さんなので安心してどうぞ。
詐欺といえば「スティング」のイメージ。「クロサギ」とかのイメージがすきな人も楽しめる、かも?
<脳内リンク>
道尾秀介の話のなかではこれを連想しました。
→「ソロモンの犬」道尾秀介
・詐欺のお話、で思い出したのはこれ。
→「ブルー・ハネムーン」篠田節子