「誰もわたしを倒せない」 伯方雪日 A

プロレスミステリ。文庫化されていたもの。
と銘打たれてるだけだったら、多分自分は手に取らなかった。
巻末解説の乾くるみ氏のことば、「プロレス好きでなくても絶対面白い」に、言っているひとへの興味も加味されて読んでみました。
で、面白かった。
切望と絶望と渇望があって、希望のない感じ。
「強いこと」にあまり執着のない自分ですが、それに対する執着を思うと、すごくロマンティックなミステリでした。