『誘拐症候群』 貫井徳郎 C
『殺人症候群』 貫井徳郎 C+

旅前に「誘拐」を読み終え、「殺人」を旅に連れて行きました。なるほど、これは三作続けて読んだほうが良いです。「殺人」のはやっぱり読み応えはありました。しかーし、読後感が!すっきりさっぱりな傾向の作家さんではないと知っていたけど!ということで再読は多分しないのであります。ただ、キャラクターの性質は結構面白く出来上がっていたな、ということと、その姿に少しでも愛着を覚え始めていたら82章のツーショットは結構クるものがあるのではないでしょうか。その場面だけは何回か読み直してしまったです。