イケニエの人』 B-


当日券で見てきました。
以下、ネタバレ感想。




まず、「見れて良かった」と思った。見れなかったらそこそこ悔しかった、と思う。
それから「いくつも残ってる伏線は??」というのが、すごく残る感じがあった。
もやもやと。
伏線が消化しきれてなくて、イメージとしては三部作の二部まで見せられた感じでいて、でもそこそこ面白かったし、笑ったし、納得させられるし、水準高いんだからすごいなー、と思って、
で、また、「だから、まとめたほんとの最後が見たかったなあ。」と思ってしまった。
役者さんの個性のセルフパロディが、サービスであると同時になんかうるさい気がした。
それでも、そこに魅力があるー、と思わされる役者さんたちの素敵な感じ。
公園さんが妙に格好よくってどうしようかと思った。
紙さんがかわいい、と思ったのも私ははじめてだった。素敵だった。
阿部&宮藤夫婦の愛らしさにどうしようかと思った。
主人公が、完全に雨利になってますがな!と思った。
一番ずしーんときたのは、「また、ループしてはる」の台詞。
あれが聞けたから、見れてよかったなー、と思う。


「食べること」
「冷蔵庫のなかの肉は?」
「彼女が彼に固執した理由」
「おかみの狂気が最後どこに達したのか」
「「おとーさんで、でももうおとーさんじゃないもの」と「社長」の関連は」


吸血されてた本当は60歳、の彼女が巻いてたチラシが、
ビリーと雨利の上に待ったなら、本当にそれはループだけど。
ループ、という業がテーマなドラマだったなら、また全然違う感動があったけど。
だから「食」っていう業は〜?


本当はまだ松尾の頭のなかにあるのかもしれない、散らかったままの伏線の行き着く先がしりたいなあ。


「キレイ」再演の、ダンスメンバー募集チラシはうれしかった。
奥菜で南で古田で篠井、なのは無理だとしても・・そのハードルが高くても、
見たいなー。とても見たいなー。でも中心は誰がやるんだろう。
そしてカミサマは。ああ見たい。