『SAW』 A+


もう今更何をやいわんか、なのでしょうが、
「興味をもったらそれ以上できるだけ何の前知識もなく映画館へGO!」
な映画でした。見る価値はあると思います。(そろそろ終了?)
私はそれに成功しました。
CUBEもSEVENも大好きで、かつ、肉体的に痛い映像を見るのはあまり得意じゃなく、
新宿に見に行って、階段下りたとたん「うわあ」とその装飾にまんま驚かされたような単純な人間です。
以下、ネタバレ感想。


とにかく、見て良かったなー、と思いました。
比較するものじゃない、と思ったけど、CUBEに近くてSEVENのが深い。
という感想にはなんとなく頷く。
深みよりはインパクト。
若いってすばらしい(何)。
ゴードン先生の演技がすばらしい。
SAW、の、ダブル・トリプルを越えてるミックスミーニングが素敵。


トリックとかクイズとかが好きなひとも好きだろうなー。(早回し映像からのイメージ?)
ジグソウの正体についてとか、可能不可能についてとか、ありえない刑事さんがたの捜査状況とか。いろいろ突っ込みどころは満載。
でも、思いつきのインパクトだけで撮った映画。それだけで良いと思います。

見始めて最初の「光る何かが吸い込まれた。」という映像のものすごい「嗚呼絶対これ伏線!」の、その後味の悪さが。後味悪いのだいっきらいな私なのに、面白かったです。

あとは願わくは、この「2」が作られるなら、CUBE2みたいにだけはならないようにと・・・。


DVDは買わないだろうけど、この若い監督&脚本家のお二人に万歳!なのでした。