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「恋の門」の脚本を読む。

買うつもりはなかったので立ち読み。
これは見終わったあとに読むときっと面白いなー、と思う。
しみじみと、（監督の）視点が「恋乃かわいい」になっていくのがわかる。気がする。
彼女のキャラクタの特性のひとつに「かわいいんだけど、そのかわいさをうまく利用するしたたかな部分もある」というのがあったけど、それがほとんど削られているのだ。
壊れている、破綻しているところは残ってるけど、自分の可愛らしさを利用する、ってのは感じられなかったなー、と思ったもの。削られた場面って、ほとんどその部分じゃなかろうか。
だから、ラスト近くの「彼女の秘密」見たときも、全然びっくりしなかったもんな。なんというか、可哀相感のほうが強かった。ひどいなあ、と思わせてほしいとこだった。

さらっとさくっと立ち読みできる分量なので、見終わったかたはちらっと読むことをお勧めしたい。

「監督日記」は、読むべきとこが少なそうだったのでパス。
対談ってあんまり読むの好きじゃないんだなー。