ゼブラーマン』 A+


非常に楽しみました。
翔さんが可愛かった。
ぐちゃぐちゃごちゃごちゃした映画なんですが、随所でずっと笑ってた。
以下ネタバレ感想。




冒頭部から笑えない、ひとは多分見てもつまらない。どこで笑うの?って感じなのかもしれない。逆に、冒頭部から笑ってる(アザラシとか)ひとは、ずーっと笑ってる。ような気が。
やたら贅沢な友情出演者たち(古田さんの「焼き茄子専門店」「塩かけて、塩!」は死ぬほど笑った)、細かいネタ(放射能だ!注意!は反則だ)、「ゼブラーマン」の番組としての細かいダメさ加減、役者さんの動きのおかしさ。鈴木京香カニ人間をみつけて「うめづおどろき」をしたときとか。ゼブラナースな鈴木京香とか。ゼブラーマンとナースと浅野さんでばりばり蟹食べてる場面とか。大中小の目盛りのついた火炎放射器とか。


それでいて切ない。「飛べると思う?」「浅野さんって呼んでいいですか?」「がんばって」のあたりはやられたなーと思いました。浅野さんの将来が楽しみです。
前半の主人公の駄目さ寡言を「愛しい」と思えればとにかく全編いとおしく感じる映画なのではなかろうか。


翌日、わざわざサントラ買いに出かけてしまうぐらいにはまりました。
ハイロウズの歌がはいってないのはかなしいけど、ゼブラナースのテーマとか、曲として好き。
そしてやっぱりゼブラーマンのうたが好きだ。ららら命日だー。


なんとなく追記。私にとって「良い」「出来の良い」「感動する」「希望」とかではなくて、
「愛しいもの」という感情の振れがあった。
作品に対する感想は結局個人的な「すき」と「きらい」か「よい」と「わるい」しかないと思っていますが、
今回の場合は「すき」という結論で。